2010年09月29日

御歳85歳



僕らてまひまな3人が共通してお会いしたかった

料理研究家
辰巳 芳子先生


念願叶って、
週末にお会いしてきました!


『会いたい!』って強く願えば本当に会えるんですね・・・。


今回は懇談会という名の、お料理教室でした。
講演会ではなく、実際に辰巳先生の手元が見れる機会というのはめったにありません。



【今回の仕事】
 一、さつまいものポタージュ
 二、にんにくのスープ
 三、玉ねぎと大麦のスープ
 四、炒り玄米の煎汁



たった1時間半で4種類のメニューを仕上げ、料理の心得を話しながら完成させる。

まさに、圧巻でした・・・。


【辰巳 芳子 語録】
・牛乳のチカラで塩気をとる、栗のタンニンも牛乳でゆでればとれる
・夏は豚肉を食べない、体温をあげてしまうから
・玉ねぎは淡路島のしか使わないのよ、ほかのは使えないわ
・道具は大切、料理の効率をあげて自分の体も守ってくれる
・火加減が0~10あったら、8までしか使わない
・道具は力を込めて使うのではなく、チカラを殺して使う
・何事も抑制できなければならない、それが人間
・日本の『おたま』は計数的にできていない、料理は段取り良く、計数的にすすめる
・仕事の動線を考えて調理場をつくる
・日本の家庭にはコンロが2か3個しかない、4個は必要、翌日の仕込みも同時にやる
・時間というのは自分でつくるもの忙しすぎてはダメ、自分のいのちを大切にしなさい
・新しいお店を出しました、成功しました、体を壊しましたでは何の意味もない
・子供には子供の頃から「働く稽古」をさせること、いきなり手足は動かないもの
・子供に台所のお手伝いはどんどんさせる、男の子も味噌汁くらいはつくれること
・いつでも頭の中を整理整頓させておくこと、頭の中が行動にでる
・さつまいもやジャガイモの灰汁を取るには、一皮むいて水につけて…。くりかえし
・雑駁(ざっぱく)なことはダメ、整然とやる
・分類、分析が日本人は苦手、外国の調理人には当たり前にある能力
・へっ込まないで、いつも同じ情熱で話す
・人間にとって生まれる瞬間、死ぬ瞬間が一番美しい
・ここ(講演会)に来て満足していてはダメ、行動が変わらなくては意味がない
・自分が求めている以上に、「いのち」とは良い方向へ向かおうとしている
・単細胞ではなく、「単細胞になれる人」が何かを成し遂げている
・女性は物事を根本的に考えない、いつまでも確信をつかないで右往左往する
・女性よりも男性の調理人の方がよっぽど素直に、忠実に良くしようとする



私箱山、講演終了後、
マダム中心の参加者の中に、目立つ大男がいたもんですから・・・。
辰巳先生からお声かけをいただきました。


『あなたは何をやってる方なの?』


布団屋であることと、「食」のイベントをやってることをお伝えし、
『ぼくらのごはん』にも興味を持っていただけたのではないでしょうか。


もしかしたら
第3回以降の『ぼくらのごはん』にお越しいただけるかもしれません。
まだ、わかりませんが・・・。



でも、願えばきっと叶う!!



お越しいただけるように、
僕らも活動のレベルと情熱を維持していく必要があります。


【記:箱山
















  

Posted by て ま ひ ま at 17:53Comments(0)ひろがる出会いやイベント